2015年05月16日

植田の家VI 2年

2年前にお引渡しをした、植田の家VI (植田での6棟目の住宅)の点検にお伺いしました。
昨年に続き、1年ぶりの訪問です。

2年が経ち、梁や柱、フローリング、和紙壁紙といった自然素材の色の深みが増してきました。
風通し、断熱、遮音なども確かめることができました。

1年ぶりに訪れると、当時思い描いたことの是非が、良くわかります。
時が経つにつれ、大切なことは何か、徐々に見えてくるようです。

経験としての建築 (ラスムッセン)
時が建築の最終審判者である (槇文彦)
至言です。
引渡し後も、そこから学び、時代に淘汰されないものを心掛けたいものです。

ueda1s.jpg

2年前の完成時の全景

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現在の道路沿いの花壇
緑に勢いがあります。

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現在の駐車場の生垣 (トキワマンサク白花)
小端たての青瓦の土留めは、この地にあった古い家の瓦を再利用しています。


posted by TM at 23:08| Comment(0) | 引渡し後の点検
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