浴室とトイレでの事故(ヒートショック)について、札幌、福井、名古屋を対象にデータを分析。
浴室での事故は冬場に多くなるが、トイレの事故は季節による変化は見受けられない。
札幌や北欧などの寒い地域でも、断熱や暖房により脱衣所の温度が下がらなければ事故は少ない。
もともと血圧の高い人ほど、秋冬場に血圧が上昇する傾向が強い。
人体にとっては、室内の温度を18〜20°以下にしないのが望ましい。
具体的なデータに基づいた貴重な講演でした。
JIA愛知地域会 住宅研究会では建築環境を学ぶセミナーを定期的に行います。
一般の方の参加も可能ですので、今後は告知を心掛けます。